挨拶2010-復活に向けて

2010年4月27日

□□□■□ 愛知県漂流からの挨拶 2010 □■□□□

どうも、はじめまして。愛知県漂流編集部の遠藤です。

「愛知県漂流」が始まったゼロゼロ年代、「雑誌」は「新聞の即時性」と「趣味嗜好のカテゴライズ性」を併せ持った媒体として、その存在意義を獲得していました。その有用性から、情報の商業化、ビジネスモデルの構築と大きな価値を生む媒体として利用され、同時に捨てられてきました。

 また現在に至る10年は、グーテンベルクの印刷機の発明以来発展を続けてきた紙媒体市場成長の終焉を目撃した10年でもありました。インターネットの技術普及によってもたらされた構造改革は、情報のアーカイブス化と文化のフラット化をより明確なものとしました。保存データ容量の増大により情報は蓄積され、蓄積されたデータは検索技術の向上により掘り起こし、再閲覧が容易に可能なものとなりました。

 時系列を越えた知覚範囲の拡大は、サブカルチャーやアンダーグラウンドカルチャーと呼ばれた文化構造が、もはやアンダーグラウンドであることを無意味にし、その名の持つ意味を形骸化しました。

 大手出版社が広告主とタイアップして築き上げたビジネスモデルが崩壊をはじめたこの10年、時期を同じくして、商業の媒体であった雑誌構造に反旗を翻すことに端を発した雑誌「愛知県漂流」はまた、商業によって滅びました。

 しかし「表情を変えてゆく街、流されていく時代に対し、ジャーナリスティックな視点と評価軸、それに編集部の主観と好奇心を持ち込んで、読者の好奇心を刺激し、新たな意味を発見してゆくべきだ」という宣言と、その精神は決して滅びておらず、現在いよいよ必要とされるべきものではないかと考えています。

 そして、新たなインディヴィジュアルモデルを再構築すべく、もがき、あがき、奔走したいと思っています。

 よ〜し!やるぞー!

遠藤文庫
 ―愛知県漂流 復活に向けて 春 2010

旅に出ることにしたよ、坊や。

2010年4月8日

突然の編集長交代宣告でした。
愛知県漂流はもう無いとか、幽霊船とか、死んだとか言われて、そしたらすぐに「生きてるって言ってみろ!」と言われて、どうすりゃいいんだ!世の中は矛盾の雨なのか!先生あなたはかよわき大人の代弁者なのか!とバイク盗んで走り出したい気分です。

どうやら、酒井さんは旅に出るみたい。
だからボクも旅に出ることにしました。
もちろん愛知県漂流と一緒にね。

そんな僕らにぴったりな友部正人を贈ります。
「夕日は昇る」にしようと思たんだけど、
こっちの方がいいよね、今は。

(遠藤)

新編集長へ、生きてるって言ってみろ!

2010年4月8日

友川かずき氏の名曲を捧げます。

編集長交代の件

2010年4月7日

オッスマントルコ!

愛知県漂流の酒井です。
このたび、愛知県漂流の編集長が、
私酒井竜次から、遠藤文庫に変わりました。

愛知県漂流はもうないので、
亡霊媒体、幽霊船の船長として、
遠藤氏には行き先のない旅にでてもらうことにしました。

良い旅を!
2010年4月7日

iPhone対応Webアプリ!! Check it out!!

2010年3月23日


この中に、ひょうりゅうくん がいます。どこでしょう?

さてさて、コソコソと活動を続けているWeb愛知県漂流ですが、この度新しくWebアプリを実装しました。何ができるの?っていうと「ホームページの最新記事が読める」それだけです。だけど何が新しいって、iPhoneやその他リッチケータイに対応可能になったことです。流行ものに便乗してみました。ビンジョービンジョー。

今回はiPhoneをお使いの皆様へお送りします。合い言葉は、
”あなたのiPhoneに、いつも愛知県漂流を。”(うぜ〜)

手順は簡単5ステップ。
1、iPhoneのSafariから下記のサイトを開く。
http://a-hyouryu.under.jp/rssreader/

2、画面下真ん中の「+」ボタンを押す。

3、「ホーム画面に追加」を押す。

4、追加を押す。

あ、4ステップで出来ましたね。
これで愛知県漂流アイコンが追加されました。あなたのiPhoneからいつでも素早くここにアクセスできます。
よろしくどうぞ〜。

ツイッターと連携開始なぅ。

2010年3月18日

ツイッターについて。正直、いったい何がおもしろいんだ?という感じです。なんで流行ってるの?どうやって使うの?あの鳥はスズメ?カラーヒヨコ?なんなの?編集部は基本文系(というか、おちこぼれ)なので、誰か頭のいい人教えてください。

とりあえずアカウント取得してみました↓
http://twitter.com/ahyouryu

ひょうりゅうくん が twitter デビュー!!

2010年3月16日

ひょうりゅうくんは、愛知県漂流に住み着いた可愛いヤツさ。
いつも編集室にいるもんだから、いつの間にか言葉をおぼえちゃったみたい。彼(彼女?)のつぶやきを聞いてあげてね。

http://twitter.com/hyouryukun
(流行にビンジョーしてtwitterで登場)

ヤバい!ブックマーク犬山が閉幕。

2010年3月14日


スゲー顔だな、この姉ちゃん。

ブックマークイヌヤマが、ひっそりと、しかし穏やかならぬ熱狂を醸しながら14日閉幕した。静かな城下町犬山は、この日、あたたかい春の陽気のせいなのか、観光客がにぎわいを見せていた。その観光客の中にブックマークイヌヤマに駆けつけたディープな人々が混じっていたことを知るものは少なくない。

ネット時代と呼ばれ情報の氾濫、洪水、海などと叫ばれ、もう幾年。「知ってる人は知っている、知らない人は全然知らない。」という縄文時代から続く当たり前の状況に、ネットがもたらした変化は「知ってる人は、知り過ぎている」ということであろう。つまり情報を広範囲に広げることが期待されていたネットは、もう一方でよりディープな情報を求めるツールとなった。一部の利用者により、情報の穴を深部に広げることに力がそそがれ、現実には、そのたまり場を求めるようになった。

かつて情報の蓄積が「本」にのみ依存していた時代に、本屋に活気があふれ、よりディープな情報を求めるものが「古本市」に、たまり場を求めた。本からネットへの移管ではなく、本+ネットという単純な足し算により情報量が増えた現在において、今回の企画は「古本市」と「ネットのたまり場」の両側面を持つ企画であったのだろう。

よって推測するに、このイベントに集った人はかなりの「変わり者」であるに違いない。(あくまで推測なので、せっかく参加したのに変わり者扱いされてキゲンを害するような方は、なるべく早めにこのページを閉じてください)これほどディープなイベントが行われながらも、平静な街の顔を保てたのは、複数のイベントが、多店舗で同時多発的に行われていたからかもしれない。一般観光の方は、なぜかしらメイドや怪獣や歩く待ち合わせ場所なるヘンテコなものが街を闊歩してるな、なんだろ?とおもいつつも、答えを追求するまでの努力は払わないであろう。

そんな状況下にあって尚、愛知県漂流トークイベントまで足を運んでくださった方々、本当にありがとうございました。

このイベント成功の裏には主催のセトノオトコホマレこと古沢氏とスタッフの方々の協力があったことには確実で、このように楽しい機会に参加させていただいたことに、大変感謝しております。

なぜかしら犬山にはこうした人々が集まる傾向があるようです。
聖地・犬山は、まだまだ健在です。

(遠藤)

URL:http://bookmarkinuyama.jyoukamachi.com

トークイベント開催!inブックマークイヌヤマ

2010年2月11日

あの男たちが帰ってくる!
「古本ガサ入れ紀行」や「コレ!コレ!!コレ!!!クリエーターズフェスタ」で大活躍を見せた セトノオトコホマレ氏。[第4号参照
オウム真理教の洗脳本や、よばい物語、SM雑誌など いかがわしい古本の魅力を誌面にたっぷり盛り込んでくれた あの男が、またナニをやらかしてくれるらしい。しかも、愛知県漂流の正式参加が決定したみたい。音楽イベント、映画上映、読書会などてんこもりイベントの中に、元愛知県漂流編集長のトークショーがねじこまれているではないか!
こいつは 行くっきゃナイト!

犬山の町を本で遊ぶ!ブックフェスティバル
「ブックマークイヌヤマ」
 

●「廃墟、秘宝館、愛知県漂流。」 

~幻の雑誌”愛知県漂流”を追って~

□会場 : 弐番屋2号館2階 (愛知県犬山市大字犬山字西古券5番地)
□時間 : 2010年3月13日(土)14時30分~16時 

□参加費:500円
□講師 : 酒井竜次 元愛知県漂流編集長 現「八画」編集者 

日本全国の廃墟情報が網羅された「ニッポンの廃墟」はじめ東海圏からDEEPを発信し続ける出版社、八画。その原点には2002年から1年半だけ存在した幻の雑誌「愛知県漂流」がありました。愛知県漂流の謎と、人を惹き付けてやまないカルトスポットの話。 

URL:http://bookmarkinuyama.jyoukamachi.com

2010年も よろしく。

2010年1月1日


帰ってきた ひょうりゅうくん(仮名)

おせち料理の中で再発見!
豆かと思って つまんだら ひょうりゅうくん(仮)でした。
本年も どうぞよろしくお願いします。